サーバとは?と聞かれてもなんとなくは分かるけど、具体的にはよく知らないという人もいるかも知れません。メールサーバ・ファイルサーバ・Webサーバと種類があります。ホームページを作成した後にHTMLファイルを、Webサーバにアップロードしなくてはいけません。ファイルをアップロードすることで、作ったホームページをインターネット上で閲覧することができます。
こんにちは!あーるくんです。ヾ ^_^♪
Adobe提携校でWEBクリエイター講師を2年ほどしていました。しっかりと学べるように記事を書いていくので閲覧よろしくお願い致します。
もくじホームページやショッピングサイトを作る為に、サーバーについて知っていますか?
- サーバの種類
- ホームページ設置に必要なのはWebサーバ
- 共有サーバの特徴!
- 専用サーバの特徴!
- おすすめのレンタルサーバはどこ?
- 少しでもサーバ料金を抑えたいなら!
- ロリポップ!プランのおすすめは?
- さくらのレンタルサーバプランのおすすめは?
- WordPressについて
- まとめ
サーバってよく聞くけど、なんなのか分かってないや!(汗)
ホームページを設置するために必要な知識ね!
サーバの種類
メールサーバとは
電子メールを送受信するためのサーバです。メールを利用するスマートフォン・パソコンどちらともPOP/SMTPやIMAPなどを設定します。その送配しているシステムのサーバです。普段からエンドユーザーが利用する機会の多いサーバです。
ファイルサーバとは
ファイルサーバとはLANやWANなどのネットワーク上でファイルを共有するためのサーバです。会社努めの方は利用した経験があるかもしれません。社内でのファイルのやり取りなどによく使われます。
Webサーバとは
Webサーバとは作成したHTMLファイルや画像などをウェブブラウザで表示するためのサーバとなります。https://〇〇など独自ドメインなど取得してホームページをインターネット上で閲覧できるようになります。
ホームページ設置に必要なのはWebサーバ
HTMLとCSSファイルで組み立てたホームページのファイルは「Webサーバ」にアップロードしなくてはいけません。では、サーバはどうやって利用できるのでしょうか?答えは「サーバを運営している会社と契約」することで利用ができます。
サーバに契約する費用は必要なの?
サーバを運営する会社やプランによって料金は違いますが、月額で安いところでは数百円から契約できます。サーバ会社と契約してウェブサイトやホームページを運営することができます。
共有サーバと専用サーバが存在する
サーバには大きく2つの種類があります。個人や中小企業のホームページでは共有サーバを利用します。大手企業や顧客情報を多く取り扱うウェブサイトを運営する場合は専用サーバを利用します。
共有サーバの特徴!
共有サーバの特徴として、1つのサーバに複数の契約者が存在しています。例えばA、B、Cとした3組が同じサーバ内に使用していたとします。お互い誰がどのようなウェブサイトを運営しているのかは分かりません。
その中のAが運営するウェブサイトに、数千〜数万人の方が同時刻に同じページを閲覧したとします。そうするとアクセスが集中するのでサーバが耐えきれなくなりダウンします。
そしてBとCが運営するウェブサイトも同じサーバ内にいるために復旧するまでサイトの閲覧ができなくなります。
補足
上記は極端な事例です。数千〜数万人の方が同時刻に同じページを閲覧するというのは、かなりの「巨大サイト」です。個人や中小企業が運営する規模のウェブサイトではあまり考えられないので、共有サーバの利用に全く問題はございません!ので安心して下さい。
※ 同時刻の閲覧数がどれほど耐えられるのか?とした詳細はサーバ側のプランやサービスの許容値となります。具体的な負荷数値はどの会社も公開されていないことが多いです。
利用料金は安い
利用料は個人や自営業の方が安心して運営できるほどの料金です。月額で安いところでは数百円から利用できます。
共有サーバ | 詳細 |
---|---|
ロリポップ! | プランに合わせて月額100円〜2000円ほどでコスパ最高なレンタルサーバ! こちらから確認 → ロリポップ! |
さくらのレンタルサーバ | 個人が利用する月額131円からプロ仕様の13,200円までまで幅広くサービスを用意されています。 こちらから確認 → さくらのレンタルサーバ |
Xserver | 月額1,200円〜4,800円で少し他より料金上がりますが複数サイトにも安定して対応できます。 こちらから確認 → Xserver Business |
専用サーバの特徴!
専用サーバの特徴は1つのサーバを貸し切り状態で利用することができます。他のユーザーと共有をしないので他の利用者からの負荷もかかりません。このような独立したサーバが必要となるウェブサイトは閲覧数とサイトの規模に比例します。
専用サーバが必要なウェブサイトは?
例として、不動産会社のような数十万から数百万件の物件や顧客情報を取り扱う場合は全国的に閲覧される可能性も高く、サイト情報量も通常のウェブサイトとは比較にならないほど多くなります。
その他大手企業ブランドのショッピングサイトで常に訪問率が高いサイト、ページ数も多く規模の大きい掲示板などは閲覧が集中するために共有サーバでは運営できません。
利用料も高額
独占して利用ができるために専用サーバは利用料も高額です。高いところでは初期費用が70万、月額がおよそ8万など必要となります。その分大きい負荷にも耐えてサポート体制も万全です。
有名なところではさくらの専用サーバなどがあります。
専用サーバ | 詳細 |
---|---|
さくらの専用サーバ | 中小企業以上に特化した専用サーバです!提供サーバー実績 30,000台以上。提供企業実績 9,100社以上!メルカリなどの企業もこちらのサーバを活用中です。 こちらから確認 → さくらの専用サーバ |
おすすめのレンタルサーバはどこ?
上記で紹介した「ロリポップ!」「さくらのレンタルサーバ」「Xserver」でおすすめはどこ?と聞かれたら「Xserver」をおすすめします。
僕も8年以上「Xserver」で利用をしています。このブログサイトもエックスサーバに設置しています。他にも多数サイトを運営していますが問題なく安定して利用できています。
WEB技術者の評価も高い!Xserver
WEBデザイナーやエンジニアの方からも評価の高いサーバです。多少重たいサイトでもサクサク動いてくれるので環境がよいとされています。管理画面がシンプルで使いやす点もメリットです。
インフルエンサーやアフィリエイトで稼いでいる方も「Xserver」で運用されている話をよく聞きます。WordPressやホームページを複数設置したい方も一番安い「X10プラン」で十分です。
XserverのX10プランはコスパも良い!
費用は「X10プラン」なら月額1000円程度なのでWEBサイトを複数運営するコストとしてはとても安いです。
企業で利用する場合でもホームページやウェブサイトの運営が1サイトとは限りません。アフィリエイトのために個人でサイトを運営するとしてもWordPressを複数設置することがよくあります。人気の高いWordPressも無制限で設置できるメリットは高いです!
ホームページを表示する時間は重要!(補足)
Googleの検索順位を決定するアルゴリズムの内容に「ウェブサイトの表示速度」が加わりました。スマートフォンの普及にともないサイトがスムーズに閲覧できることがユーザビリティとして評価できる理由になります。
作ったホームページが重すぎて表示に時間が掛かっていると、検索順位が下がってしまう可能性がある!ということになりますので注意しましょう。
Xserverの公式ホームページ少しでもサーバ料金を抑えたいなら!
少しでもレンタルサーバの料金を抑えたいなら「ロリポップ!」か「さくらのレンタルサーバ」がおすすめです。それぞれプランがありますので説明します。
オリジナルアイテムを手軽に作成・販売できるサイト → suzuri
ロリポップ!プランのおすすめは?
ロリポップ!なら「ライトプラン」か「スタンダードプラン」がおすすめです。エコノミープランは月額100円からと激安ですが、WordPressが設置できないのでおすすめしません。
補足
ホームページやウェブサイトを運営するにあたりWordPressを必要とする場合が多くあります。そしてGoogleの検索で上位表示するためにSEOという対策をします。
そのSEO対策としてWordPressを利用することが多くなりました。ブログ機能を活かして記事を増やしていく方法がよく使われます。その他にもプラグインなどの需要が高いWordPressが使えるプランには加入しておくと安心です。
ロリポップ!ライトプラン
ライトプランは月額 250円からでWordPressは1個設置できます。独自ドメイン適用可能。容量は50GB(HDD)なので「HTML&CSS」で作成されたウェブサイトなら複数設置可能です。電話サポートなし。
ブログ運営は1つしかしないという方はライトプランで良いと思います。
ロリポップ!スタンダードプラン
スタンダードプランは月額 500円から、WordPressは30個まで設置できます。WordPress高速。独自ドメイン適用可能。容量は120GB(HDD)。電話サポートあり。
料金も抑えたいけれど、しっかりと運営したいという方にはスタンダードプランがピッタリだと思います。WordPressも高速に動いてくれます。初心者には電話サポートがあると安心です!
ロリポップ!ハイスピードプラン
ハイスピードプランは月額1000円からでWordPressは70個まで設置できます。WordPress再高速。独自ドメイン適用可能。容量は200GB(SSD)。電話サポートあり。
このプランはXserverでいう「X10プラン」と比較対象になるプランです。バックアップ先がSSDになることによりウェブサイトやWordPressが最高速で動作してくれるということになります。
最高速になると何がかわるのか?というとサイトを表示するスピートが根本的に早くなります。
ロリポップ!の公式ホームページさくらのレンタルサーバプランのおすすめは?
さくらのレンタルサーバでは「スタンダードプラン」か「プレミアムプラン」がおすすめです。ライトプランは月額131円からですが、同じくWordPressが設置できないのでおすすめしません。
さくらのレンタルサーバ|スタンダードプラン
スタンダードプランは月額 524円でWordPressは20個設置できます。WordPress高速化。独自ドメイン適用可能。容量は100GB(HDD)。WEBフォント利用可能。メールor電話サポートあり。
※ WEBフォント(モリサワが提供するWebフォント、全33書体を無料で導入できます。月間PV数に上限があります)
さくらのレンタルサーバなら「スタンダードプラン」で問題ないと思います。
さくらのレンタルサーバ|プレミアムプラン
スタンダードプランは月額 1,571円円でWordPressは50個設置できます。WordPress高速化。独自ドメイン適用可能。容量は200GB(HDD)。WEBフォント利用可能。メールor電話サポートあり。
※ その他、上位プランもありますので詳しくは公式ホームページを確認してください。
さくらのレンタルサーバの公式ホームページWordPressについて
WordPressとはブログやホームページを作成する手段として活用されており、需要と人気が高く長年利用されて続けているオープンソースのブログソフトウェアです。
もっと噛み砕いて伝えると、HTMLとCSSの知識がない方へウェブサイトを管理できる手段として、WEB制作会社がWordPressでホームページを作成しクライアントへ納品します。
その後受け取ったクライアントはブログを編集する感覚で直感的にホームページを運営できるというメリットのために多く利用されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか!契約するレンタルサーバの会社を後から変更することは相当な理由がなければ実施することはありません。ウェブサイトの規模が大きさと比例してサーバを移行する手間はかなり大変な作業となります。そのような理由からレンタルサーバ選びは大切です。
運営する会社によってサービスは違う可能性もありますが、同じレンタルサーバの契約ならプランのグレードを引き上げることは基本的に可能です。詳しくは各公式ホームページを確認してください。